のんある。ライフハック

ノンアルでも酔っているような

共働きSEの楽しいライフハック生活。

小さな違和感への取り組み

2018年09月11日
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以前、左右盲と聴覚過敏について書きましたが、自分自身は発達障害かどうか検査してもらったことはありません。幼い頃に怒られたり、たくさん注意されてたことも大抵の場合が大きくなると自分なりに工夫することで何とか乗り越えてしまったので、特に病気かどうかまでは調べるに至りませんでした。(実際問題、仮に障害の診断が下ったとしても、社会生活に影響が出るレベルの問題ではなかったのだと思います)
左右盲については、まず車の運転を控えること。咄嗟に左右を答えないと駄目な場面では手に目印を付けとくことで解決してます。
聴覚過敏は特に過敏な日(ホルモンバランスや気候により体調が悪い日)は、耳栓を活用して、できるだけ活発な行動を控えて大人しく過ごす。どうしても仕事に行かなければならない日は、通勤中は耳栓やイヤーマフ、職場でも大きな音を避けて1日過ごします。また、自宅の上階に小さな子供がいるので、休まらない日は近所の実家に退避します。(子供の頃より大人になった今の方が色々対策が考えられるので楽になりました)
あとは物忘れ。私は誰かにお願いされても違うことを考えるとすぐにお願いのことを忘れます。1つのことしか考えられない上に、それに集中するとほかの事はポーン!と頭の外に行ってしまうのです。そのため、上司からの依頼や仕事で大切なことについては最初にやるようにしました。もしくは、やることメモを箇条書きにしておいて、必ず休憩時間に目を通すルールを作りました。
他には、3人以上の会話が難しい(何の話をしてるのか、どのタイミング話すのか分からない)ので、飲み会の席では寡黙がちになります。会話をするときにばーーーっと自分の言いたい事だけ言い切るまで人が話しててもやめれないのも、変な空気になるし、ちょっと大変な習性です。
なので、聞き役に徹しながら人の話すことに相槌を打ったり、会話が切れたタイミングで一言だけ話して、なるべく悪目立ちしないように気をつけてます。家族以外の人(特に3人以上の人数)と話すことは異常に体力を使うので、体調の悪い時期は控えるようにしています。
子供の頃は忘れ物が多い。人の気持ちが分からない。片づけができない。1つのことに拘りが強い。などなどの理由で結構苦労が多かったです。でも、今、大人になってみると自分自身の特性を理解することで、対策を立てることができるのでとても楽になりました。(子供の頃はどうしたら良いか分からずにオロオロとしたり、出来なくて悲しい気持ちになることが多かったです)
出来ないことや、人の気持ちが分からないことで、家族を傷つけることもあったので、それはつらかったです。
今はおっとり夫のおかげで、言いたいことを私が洪水のように話したくなったときもちゃんと受け止めてくれるし、体調が悪くて動けないときもそっとしておいてもらえるので助かります。
実際に、勉強は人並みか、妙な集中力のおかげでそれ以上に出来ていたので、親も特に病院に行こうとは思わなかったのだと思います。ちょっと変わった子だなくらいにしか思われなかったし、私の場合は姉にも同じ傾向が見られたので、余計に気づきにくかったと思います。(姉の場合は忘れ物は無かったですが、コミュ障っぽいところが私よりも強めに出てます。ただし、今は研究職のような課に所属してるので、仕事も普通にできてます)
こうした対策のおかげで社会生活は何とか可能になりましたが、その弊害も1つ大きなものが出ています。
それは「空気を読もうとし過ぎる」という点です。
自分が変わっていることや人の気持ちを理解することが苦手な分、「今、私は変なこと言ってないかな?」とか「これって普通の行動だよね?」とか誰かにどう見られているのか非常に気にしながら生きてきました。
運悪く職場に「あの人は空気読めてない」とか「あの人は変な人で普通じゃない」とか悪口を言う後輩の女の子が出てきたせいで、この弊害が一気に加速。
とにかく「普通って何ですかーーーーーー????」と叫びたくなる人生です。
そのせいで、前うつ症状が出た時期もありました。
前うつ症状になったときに新しいマイルールを加えました。
今までの生活の工夫は続けるが、とにかく無理しない。どうしても無理なときは人に相談する。苦手なものからは離れる。
実際に席替えをお願いして該当の女の子から席を離してもらったり、体調が悪くなって家事が難しくなったときは実家に暫く変えてしもらったりして、調子が悪い自分に無理をさせずに、時には嫌なことから逃げるようにしました。
人生は長いので、生きていくには働かなければならないし、無理したら意味無いなと思った次第です。出来ないことは出来なくても良いと思う気持ちを今は大事にして生きてます。

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るく太
この記事を書いた人: るく太

アメフトと競馬をこよなく愛す、共働きへっぽこSE。

読書や投資信託、最新テクノロジーからサブカルに至るまで興味のあることには何でもガツガツです。

ラクして楽しい生活づくりのライフハックを日々考えて暮らしています。

南の島出身の夫とサビ猫が家族。

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