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共働きSEの楽しいライフハック生活。

前うつ症状に対する取り組み

2018年09月18日
日記 0
以前までは辛いこととか嫌なことがあると、エネルギーを怒りに変換してやり過ごすことが多かったのですが、前うつ状態になると、それが難しい状態でした。怒りに変換するだけのエネルギーが足りずに、ただひたすらに辛いとか悲しいとかそういう気持ちに振り回されっぱなしで、毎日の仕事に行くのが辛かったです。私の場合、対人関係でこういう症状が出始めたこともあったので、当たりの強いお客さんとの電話応対とか、イライラしてる人との会話が特に辛かったです。。。。症状的には、「聴覚過敏が酷くなった」「情緒不安定になった」「いつもイライラしてた」「普段はやり過ごすような他人の言葉に振り回されるようになった」「文字が突然書けなくなることがあった」「朝は体がだるく、手足がしびれている」「夜中に突然腕に違和感(痺れとも痒みとも言えないモゾモゾ気持ち悪い違和感)を感じるようになった」というような症状でした。
前うつ状態になって、気をつけたことは大体こんな感じです。
①できないことは出来ないで良い
→今まで経験と工夫で対処できてたことも、前うつ状態が出てからは難しくなった。そのため、出来ないことに対して何とかしようという気持ちが空回りしていたが、ひとまずは出来ないことを無理してやらないに切り替えた。
仕事も調子の良い日に多めにやって、調子の悪い日はスローペースで過ごすようにした。(私の場合、常にフル稼働していていないと罪悪感を感じる体質で、そのおかげで偶然にも評価してもらえている部分もあったが、健康だったからできただけ。心身の体調を崩してからは空回り気味だった)
嫌なことから逃げる努力も必要と感じた次第です。
②周囲の協力を仰ぐ
→私の場合は家族でした。具体的には実家に帰省しました。
実際、前うつ症状が強くなってくると聴覚過敏による寝不足やイライラ、そして夫の家事の協力不足に対する怒りが強くなってきて、毎日情緒不安な上にイライラしてました。その結果、夫も夫なりに私の症状に対して工夫や協力してたつもりだったのに、私が起こるので疲弊。悪循環ぎみになってきてました。そのため、お互いの健康のために徒歩1分という距離感を活かして実家に1週間帰ることにしました。母親も理解があり、1週間何もしなくて良いと言われ、夫とは時間が合えば夜にご飯を食べにいったり、お茶したりして過ごし、寝起きは実家という生活でした。
正直、これは効果が結構ありました。家事の負担を感じなくて良いので、私生活ではストレスフリーな状態でした。仕事のせいでスローダウン状態の心身で帰ってきても、暖かなご飯とお風呂、寝床が用意されているのは本当に有難かったです。
③頑張るのをやめた。じっとしてる。
→具合が悪くなっても常に「どうしたら、この症状が治るのか?」「他にも色々試して何とか心身を元に戻そう」とか考えて色々とサプリとか血行促進とか、骨盤矯正まで色々やってました。仕事も迷惑かけれないからとフル活動状態。実際に私が会社を辞める選択肢が無いので、仕事を失う不安から、どうしたら早くいつもの自分に戻れるのか考えてました。それがどんどん具合を悪化させていきました。
そのため一旦、「頑張るのをやめる」と決めました。仕事は以前までのようにプラスαを求めずに、人並みにやれれば良い。具合が悪い日は、とにかく体調が回復するまで何もしないでじっとしてる。この2つを呪文のように心に言い聞かせてました。
心身がスローダウンしてる日はとにかくやり過ごす必要があると感じました。
今まで何となく仕事で評価を受けていた原因が「人よりも出来ないから、与えられたことを完璧にできるようにならなくては」「私のような駄目人間に仕事をくれている人のために人の2倍働かないと」とか、あとは純粋に「職場から逃げたい。早く家に帰りたい」という気持ちが原動力になって、結果的に自分の意図とは関係なく評価をしてくれている人が多かったです。
ただ、評価を受けるにつれて、「評価してくれている人のためにもっと頑張らないと」「もっと評価されたい」みたいな気持ちが芽生えてきて、とにかく体調が悪い日でも空回りして働き続けれしまう駄目人間になってしまいました。
今になって分かることは、多少、志が弱くても、誰かに評価されなくても、健康に変わる物は無いと思うのです。最初に書いた出来ないことは出来ないで、とりあえず良いと思います。じっとして嫌なことや怖いことをやり過ごすようにすることも時には必要です。
そして、まだ完全には完治してません。天候や仕事、ホルモンバランス、対人関係などで完全に体も心もスローダウンする日はあります。そういうときはとにかく何もしないようにして、それが終わるのを待つことにしました。
聴覚過敏に関してもストレスが少なくなるようにデジタル耳栓を用意しました。あとは3人以上の大勢の飲み会は出来る限り断るようにしています。
そうやって、一進一退しながらも体調が元に少しずつ戻ると良いなと今は思います。
同じような症状の方がいたら、とにかく言いたいのは頑張りすぎないで!…ということです。今から心と身体がお休みを求めてるから色んなことが上手くいかないのだと思います。
体調が良いと張り切りすぎたりするかもしれませんが、自分に出来ないことは無理せず、今はゆっくりと休んでください。

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るく太
この記事を書いた人: るく太

アメフトと競馬をこよなく愛す、共働きへっぽこSE。

読書や投資信託、最新テクノロジーからサブカルに至るまで興味のあることには何でもガツガツです。

ラクして楽しい生活づくりのライフハックを日々考えて暮らしています。

南の島出身の夫とサビ猫が家族。

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