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家事の大型アップデート!

2019年09月03日
ライフハック 0
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家に帰ってから1時間かけて食事を作るのがしんどすぎて外食に頼りまくった時。

ひと月の食費が8万円になりました。

家計簿見てゾッと思わずした次第です。

ちなみに、夫婦2人で共働きの場合の食費は6万前後と言われています。

Zaimの家計簿診断では我が家の場合は食費は6万2千円が適正と出ていました。

誤差は1万8千円。約2万円の誤差は半年続いたら12万円にまでなります。

毎月、残業したとしても2万円は食費に捧げているも同然なので、「私は食費のために残業しているのか」と思わず頭を抱えました。

そこで、ふとネットで「ヘルシオとホットクックを買ったら生活が楽になった」との記事を読みました。

もともと家にはヘルシオがあったのですが、いまいち電子レンジ機能以外は活用できておらず、宝の持ち腐れ状態でした。

その時にすぐ思ったのは、


「私が自炊が出来ないのは時間が無いからではない。時間が無くてもできる自炊方法を知らないからだ」


ということでした。

全ての仕事や家事に通じることなのですが、「〇〇だから××ができない」というのは、「○○でも出来る××の方法を知らない」からで、問題を原因に求めるのではなく、原因からできる手段や方法を考える方が問題解決することが多いです。

原因を解決できたら一番良いですが、例えば私の場合は「仕事が忙しいから自炊できない」ということだとすると、原因を取り除くには「忙しくない仕事に転職する」ということになってしまいます。

忙しくない仕事を創造して起業……というのも手かもしれませんが、話が結構壮大なスケールになりますよね。

その結果、私が必要なのは「投資」と「工夫」に関する知識だと思いました。

まず、すぐにホットクックについて調べました。

無線LAN対応の2.4Lの大きい機種の値段は4万5千円…ポイント還元も考えたら4万円ちょっと。

無線LAN非対応の機種は同じ大きさでも3万円5千円。値段はこちらの方が安い。

値段だけ考えると無線LAN非対応機種に飛びつきたいところですが、


「これからホットクックをメインに稼働させるなら、自動メニューもダウンロードで増やせる方が良い」


と考えて、IoT対応モデルを購入しました。最優先なのは「時間がなくて自炊できない」問題を解決させることです。

結果的に私は自動メニューでしかほとんど調理しないので、無線LAN対応機種で大正解でした。

次に持っているヘルシオの活用方法を考えました。

電子レンジ機能しか使っていないヘルシオは実は、型落ちで買った旧モデルの最上位機種でした。

分不相応なスペックでしたが、これを活用できれば大きい。

まず、私はホットクックのことを調べて行き着いた勝間和代さんの著書「勝間式超ロジカル家事」という本を購入しました。



この本を愕然としたのは、いかに私が家事を旧式の昔ながらの方法でやってきたのかということでした。

ITの仕事で技術をどんどんアップデートさせていく必要があるのに、家事の技術は親世代から変わらない古式ゆかしい方法を続けてきたのです。

これは頭をハンマーで殴られたくらいの衝撃がありました。

食事の問題もさることながら、私に必要なのは家事の技術のアップデートだったのだと結論に辿り着いたのです。


それから、すぐにホットクックとブラーバを買いました。

引っ越してから電源が点いていなかったルンバもすぐに起動させました。

ヘルシオについては、網と角皿の清掃が一番の手間だったので、オーブントレイと耐熱ガラスをAmazonで購入して、茹でも焼きもトレイの中で行い、もともと搭載されていたお手入れモードを活用するようにしました。

するとトレイはそのまま食洗器で洗い、網と角皿をサッと拭くだけで使うことができるようになったのです。

ホットクックは言わずもがな、その効果はすさまじく。

予約調理は我が家で革命を起こし、家に着いたらもうご飯ができているという状態が実現できました。
(一番最初、帰宅時に部屋からほんのり夕食の良い匂いがするのを感じた瞬間は感涙ものでした)

掃除はルンバとブラーバの併用により、週1回のルンバと、週2~3のブラーバでの清掃のおかげで人間は風呂場とトイレの掃除くらいで済みます。

機械のは入れないところをササッと週末にクイックルワイパーで拭くだけなので、ほとんど掃除には時間がかかりません。

このおかげで、私は恐らく家事の労力を60%近く削減できました。

平日の家事は洗濯物畳みくらいになったので、これは早く帰宅する夫に託して、私は心置きなく働けます。


他にも副産物として調理家電での料理はこんな効果もありました。


家電調理は覚えてしまえば、夫でも簡単にできます。

材料を切って、分量通りの調味料と一緒に鍋に入れて、メニューをボタンで選ぶだけ。

ヘルシオも同じく、材料や調味料を耐熱皿やトレイに乗せて、メニューをボタンで選ぶだけなので、遅くなりそうなときに「お魚をヘルシオで焼いておいて!」と退社時にお願いすると、やっておいてくれるようになりました。

火を使わないので安全だし、もともと家電の操作は夫の方が得意だったので、上手に作ってくれます。


他にも「急に飲み会に誘われた!でも行きたい!」って時に、ホットクックで予約調理してあれば、

『飲み会になったので、ホットクックの中のカレー食べてね』

ってメールするだけで罪悪感ゼロで飲み会に参加できるのです。


さらに……これは手作業の家事派の方には残念なお知らせなのですが、「食洗器による皿洗い」「ロボット掃除による掃除」「最新調理家電による料理」は全てにおいて素人の手作業の家事の質に上回ります。

自動的に適切な温度や動きをしながら作業をしてくれるので、我々が日々の家事に追われながらやる家事の質よりはるかに高い仕上がりになるのです。

確かに良く考えれば、ルンバやブラーバ1つ取っても毎日1時間や2時間もかけて掃除をかける人って稀有な存在です。

ロボット掃除機ならそれを黙ってずっと掃除してくれている訳で、人間の手作業を上回るのは当たり前のことなのです。

また、テクノロジーの進歩は目覚ましいものです。どんどん新しく良いものが生まれています。


新しいことをしようと思うと勇気がいります。

特にまずハードルが高いのは「お金」の問題です。

ホットクックとブラーバを買うのに合計で7万円近くかかりました。

これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、結果的に私にとっては安かったです。

なぜなら、この7万円は食費が月8万円かかっていたことを考えると、今は5万5千円くらいで済んでます。

差額はなんと2万5千円

そう考えると、3か月で回収可能なのです!

さらに、4か月目からはプラスに転じます。

つまり、これは「消費」ではなく「投資」なんです。


共働きでないご家庭は、パートタイマーの仕事を考えてみます。

調理時間の1時間をパートの時間に当てたとすると、埼玉の最低賃金は898円になります。

15日間いつもより1時間多く働いたら13470円です。

そうすると約5か月で7万円多く稼げます。

お金で考えなくても構わないなら、1日1時間家事に使う時間が減ることで、別のことに注力したり、安息したりする時間にあてれる訳です。


時代は平成も終わり令和の時代なのに、家事の方法だけ昭和と同じでアップデートされていないなんて、勿体なさすぎです。

自分の中で、もし何か「××のせいで〇〇が出来ない!」って思ってることがあったとしたら、それを「××だから仕方ないよね」と諦めるのはなく、既存の考え方を1回捨てて「××でも〇〇出来る方法」を探してみて下さい。

そして、テクノロジーで解決できる問題は迷うことなく投資してみてください。

自分で自分を救うために行動することは、必ず自分を幸せにしてくれると思います。



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るく太
この記事を書いた人: るく太

アメフトと競馬をこよなく愛す、共働きへっぽこSE。

読書や投資信託、最新テクノロジーからサブカルに至るまで興味のあることには何でもガツガツです。

ラクして楽しい生活づくりのライフハックを日々考えて暮らしています。

南の島出身の夫とサビ猫が家族。

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