SDGsについてオンライン英会話で話してみた
オンライン英会話で週数回、アメリカの人とお話ししています。
今回は「SDGs」について話してみました。
私も「SDGs」って何??そもそもどうやって読むの??
って思ってたんですが、企業として今後、考えていくべきだという話に会社でなったため少しお勉強。
「SDGs」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」という意味です。
国連で宣言された、国際社会共通の17の目標となります。
17の目標には色々あるんですけど、例えば、
1 「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」
2 「飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」
:
10「各国内及び各国間の不平等を是正する」
:
14「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」
などなど。貧困の問題から環境問題、ジェンダーなど世界全体で共有すべき大きな共通課題が挙げられています。
日本人の多くは環境問題とか社会問題の話を積極的にディスカッションしないと思うけど、アメリカはどうなのかなぁと思った次第です。
話したい内容がちょっと難しそうだったので、
「Today, I'd like to talk about difficult issues. Are you OK? 」
みたいに聞いたら、マイアミの先生が「OKよ」と言ってくれたので、会話スタート。
まず、私の「あなたはSDGsについて知っていますか?」という質問に対する答えは「No」でした。
国連で採択された世界共通の課題のことです。アメリカではこういった問題について話したりしますか。
会話を続けると、そのマイアミ在住の先生は日本で暮らしたことがあるそうですが、とても興味深いことを話してました。
「リサイクルに対する考えは日本の方が進んでると思う。分別もかなり細かいし、スーパーに行けば回収用のボックスが置いてあった」
「少なくとも私の家族はプラスチック製品について気を遣うという考えはあまり持ってないと思う」
「紙ストローについては、たまに使っているお店もある。でも、私はすぐに湿るので好きでないわ」
とのことです。地域格差はあると思いますが、確かに日本のゴミの分別は結構細かいですよね。
同時に更に興味深いことを話してました。
「でも、日本は環境問題にはとても興味あるのに、フェアトレードなんかのことに関しては無関心よね。アメリカだとフェアトレードのチェーン店なんかも普通にあるのよ」
フェアトレードね!!
多くの日本人にとっては馴染みの無い言葉だと思います。
私はアメリカのアイスチェーン店「ベン&ジェリーズ」が大好きで、ベンジェリがフェアトレードをやってる店なのでたまたま知ってました。
以下のフェアトレードのサイトの説明をそのまま転記すると。
発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」のことです。
引用: https://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/
つまり、「発展途上国の労働力を搾取しない」ということなのです。
これは耳が痛くなる話ですよね~~。
日本人はファストファッション大好きですし。私もたまに使います。
こんなに安くて原価は?製造費は??……と思うとですね。結局どこかで労働力を搾取している可能性は否定できない訳です。
エシカル消費(倫理的消費)なんて言葉もあるようで、そういうのを意識しながら生活している人も居るとは思いますが、かなり少数ですよね。
島国の悪いところなのかもしれませんが「環境問題には興味あるけど、フェアトレードは話題にならない」構造には、恐らく「他の国ことにあまり興味がない」のかなぁと思ったりもします。
リアルファーの話は何となく聞いたことあって、私もフェイクファーしか付けないことにしてたんですけど、フェアトレードまではあまり意識してなかった。
でも日本には「フェアトレードマーク」の付いた商品なんてちょっとしか無いし、なかなか実践するのは難しいかもなぁ。
調べると、実際には時給10円くらいで労働搾取されていたり、児童労働の温床になっていたり……アンフェアトレードな商品って闇が深い。
以外にもH&Mなんかの一部のファストファッションブランドでもサステナブルを意識した動きはあるようですね。
このマイアミの先生との会話の中で私の中の「SDGs」の考え方がちょっとだけ進歩した次第です。

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今回は「SDGs」について話してみました。
SDGs(エスディージーズ)とは?17の目標を事例とともに徹底解説 | 一般社団法人イマココラボ
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。そもそもどう発音するかというと、SDGs(エズ・ディー・ジーズ)です。時々エス・ディー・ジー・エスと読まれる方がいらっしゃるのですが、最後はGoals(ゴールズ)の略です。 SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。
私も「SDGs」って何??そもそもどうやって読むの??
って思ってたんですが、企業として今後、考えていくべきだという話に会社でなったため少しお勉強。
「SDGs」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」という意味です。
国連で宣言された、国際社会共通の17の目標となります。
17の目標には色々あるんですけど、例えば、
1 「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」
2 「飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」
:
10「各国内及び各国間の不平等を是正する」
:
14「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」
などなど。貧困の問題から環境問題、ジェンダーなど世界全体で共有すべき大きな共通課題が挙げられています。
日本人の多くは環境問題とか社会問題の話を積極的にディスカッションしないと思うけど、アメリカはどうなのかなぁと思った次第です。
話したい内容がちょっと難しそうだったので、
「Today, I'd like to talk about difficult issues. Are you OK? 」
みたいに聞いたら、マイアミの先生が「OKよ」と言ってくれたので、会話スタート。
まず、私の「あなたはSDGsについて知っていますか?」という質問に対する答えは「No」でした。
国連で採択された世界共通の課題のことです。アメリカではこういった問題について話したりしますか。
会話を続けると、そのマイアミ在住の先生は日本で暮らしたことがあるそうですが、とても興味深いことを話してました。
「リサイクルに対する考えは日本の方が進んでると思う。分別もかなり細かいし、スーパーに行けば回収用のボックスが置いてあった」
「少なくとも私の家族はプラスチック製品について気を遣うという考えはあまり持ってないと思う」
「紙ストローについては、たまに使っているお店もある。でも、私はすぐに湿るので好きでないわ」
とのことです。地域格差はあると思いますが、確かに日本のゴミの分別は結構細かいですよね。
同時に更に興味深いことを話してました。
「でも、日本は環境問題にはとても興味あるのに、フェアトレードなんかのことに関しては無関心よね。アメリカだとフェアトレードのチェーン店なんかも普通にあるのよ」
フェアトレードね!!
多くの日本人にとっては馴染みの無い言葉だと思います。
私はアメリカのアイスチェーン店「ベン&ジェリーズ」が大好きで、ベンジェリがフェアトレードをやってる店なのでたまたま知ってました。
以下のフェアトレードのサイトの説明をそのまま転記すると。
発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」のことです。
引用: https://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/
つまり、「発展途上国の労働力を搾取しない」ということなのです。
これは耳が痛くなる話ですよね~~。
日本人はファストファッション大好きですし。私もたまに使います。
こんなに安くて原価は?製造費は??……と思うとですね。結局どこかで労働力を搾取している可能性は否定できない訳です。
エシカル消費(倫理的消費)なんて言葉もあるようで、そういうのを意識しながら生活している人も居るとは思いますが、かなり少数ですよね。
島国の悪いところなのかもしれませんが「環境問題には興味あるけど、フェアトレードは話題にならない」構造には、恐らく「他の国ことにあまり興味がない」のかなぁと思ったりもします。
リアルファーの話は何となく聞いたことあって、私もフェイクファーしか付けないことにしてたんですけど、フェアトレードまではあまり意識してなかった。
でも日本には「フェアトレードマーク」の付いた商品なんてちょっとしか無いし、なかなか実践するのは難しいかもなぁ。
調べると、実際には時給10円くらいで労働搾取されていたり、児童労働の温床になっていたり……アンフェアトレードな商品って闇が深い。
以外にもH&Mなんかの一部のファストファッションブランドでもサステナブルを意識した動きはあるようですね。
ファッションの新しい潮流「エシカル・ファッション」 ――H&Mはサステナブル
オーガニック・コットンなど環境負荷の低い素材の使用、フェアトレードなど児童労働の撤廃や人権に配慮した生産・流通過程を目指す「エシカル(倫理的)・ファッション」に注目が集まっている。エシカルとは距離があるように思われている […]
このマイアミの先生との会話の中で私の中の「SDGs」の考え方がちょっとだけ進歩した次第です。

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