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テレワークによるコミュニケーションの変化

2021年03月06日
仕事 0
今回はテレワークでのお仕事の話です。

↓これは我が家のテレワーク中のネコハラの様子(笑)
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テレワークが増えるにつれて、色々と話題になるのが在宅勤務時のコミュニケーションについてです。

テレワークが増えると「コミュニケーションが減る」と感じ、わざわざ会議室に人を集めたり、出社を要請するケースがあると聞きました。

【コロナ禍におけるリモート勤務の実態・意識調査】89%がリモート勤務に「不満」、64%がコミュニケーション不足に「不安」

株式会社スノーピークビジネスソリューションズのプレスリリース(2021年1月27日 14時00分) コロナ禍におけるリモート勤務の実態・意識調査 89%がリモート勤務に[不満]、64%がコミュニケーション不足に[不安]



実際に弊社でもテレワークのアンケートを取った際に「コミュニケーションが減ったと感じる」という意見が多くありました。

そのアンケート結果を見た私の反応なんですが……



いや、コミュニケーション増えたけど。



そうなんですよね。ぶっちゃけコミュニケーションというか、コラボレーションの機会が以前より増えました。

理由は弊社がOffice365ライセンス契約を結んでTeamsが使えるというのが大きな要因です。

無論、Slackなどの無料で出来るツールもたくさんあります。

この課題、実は何をもって「コミュニケーション」と名付けるのかというのが大きな問題です。

まず、「コミュニケーションが減った」と答える方の考える「コミュニケーション」の領域が、音声会話に囚われすぎているのでは無いかと思います。

つまり「対面での会話」のみがコミュニケーションだと感じている人にとって、テレワーク時の代替コミュニケーションは「音声通話(ビデオ通話も同じ)」だと考えます。

するとですね……例えば座席の前に座っていた人に「ねぇ。ちょっと」なんて話しかけていた場合は通話をするとなると、どう考えても頻度は減りますよね。

でも、これ。実はそんな悪いことでもないんです。


①通話というハードルができたことにより、自分で出来ることは基本的に自分でやるようになる

②話しかけられていた人の作業の中断を防ぐことができる



特に②は大きいです!!
話しかける方は「コミュニケーションを取っている」認識ですが、実は頻繁に話しかけられている方にとっては作業中断につながるなんてことも多いです。

そもそも音声での会話のみが「コミュニケーション」と考えずにチャットを大いに活用すべきだと私は考えています。

チャットの良いところは、返信する人が自分のタイミングで返事できる点です。

しかも面倒くさい「お疲れ様です。〇〇です。▲▲の件についてご相談したく…」みたいな前置きが要らない。

スパっと「▲▲って〇〇でしたっけ?」くらいのライトな感じで聞けるんですよね。

スマホ社会におけるLINEの隆盛を考えれば明らかなように、メールのようなやり取りって実際は結構面倒くさいです。

しかも既読確認もできるので「〇〇さん確認したな」「既読だけど返事ないから忙しそうだ」などと相手の状況判断もできます。

なので、私の現在のメインのコミュニケーションツールはチャットです。

特に電話が苦手というタイプの社員さんとはチャットの方が仕事の話が捗ることも多々ありますし、後輩も質問しやす雰囲気になるので対面よりも役に立つことも多いです。


さらに後輩や仲の良い先輩とやり取りするときは絵文字などつけます。

絵文字って素晴らしい文化です💛


思わず💛つけてしまいました。


「よろしくお願いします」だけだとイラっとしているのか、それとも「よろしく~」みたいなテンションなのか分からないんですけど、「よろしくお願いいします😄」と書けば、相手も快く受けてくれるなんてこともあります。


これはMicrosoftの技術者の方のセミナーを受けた時の受け売りですが、「ビジネス用のチャットツールに絵文字は不要では?」という意見が開発当初はあったと聞きました。

しかし、結果的には「コミュニケーションを円滑にするために絵文字は非常に重要である」という結論付けて現在のような絵文字を使える仕様になっているそうです。


文字だけでは伝えきれない細かい相手の機微を伝えたり、相手を和ませたりするのに非常に絵文字は優れています。


感覚的にですが、絵文字をつけて後輩に話しかけるようになってから、分からないことをすぐに聞いてきてくれる度合いがかなりアップしたと実感しています。嬉しい効果です😆



でも、「急ぎの時はチャットなんかできない!」という意見はありますよね。

そうです。その時こそ音声通話です。

基本的にはすぐ聞いて欲しい場合、相手に伝える情報量が多く、細部について説明が必要な場合、この時こそ音声通話の出番なのです。

ぶっちゃけ作業効率のこと考えるとこの時以外についてはチャットで十分だと思います😓


さらには、実際の仕事の最中には2人で一緒に並んで仕事するなんて場面もありますよね。

その時は音声通話+画面共有して作業します。

画面共有すればこちらの作業している画面が相手に見れるので「あーだこーだ」言いながら一緒に作業ができるわけです。

これにより椅子を並べて作業しているのとほぼ同じになりますよね。



また、話の内容次第では、会話しながら別の作業をすることもできるのが音声通話の良いところ。

私は仕事の話を雑談交えて先輩としながら、手元はPG作っているなんてこともよくあります。

声は手を動かすことと同時に発することができるという意味で、非常に便利です。
(音声入力などをしながら別の作業をすることがあるので、それと同じような感覚ですね)


これでもまだ「いや、コミュニケーションは対面の方が増える」と思っている方が居たとします。

確かに対面でしか出せない空気感があるのは事実です。

特に営業などの場では雑談から広がる商談もあるので、リモートでの会話は不要な部分を削ぎ落しまくるので、やりにくい部分があるのは確かでしょう。

従業員エンゲージメント(社員同士が影響しあって向上する作用)が減ると感じる業種もたくさんあると思います。



でも、私はこうしたコミュニケーションツールの進化は物凄く仕事の効率改善の可能性を秘めているなと感じています。

例えば属人化していた作業の情報共有などについては、人を会議室に大勢集めなくても、TemasのWikiなどを使って情報の共有化を行います。

思いついたアイディアをコラボレーションするのにも、これくらいライトなコミュニケーションツールの方がポンポン新しいものが生み出されると思うのです。

誰がどこにいてもコラボレーションを止めないで仕事をするために、新しいツールを取り入れるメリットはかなり大きいと感じます。

特に若い世代の方は生まれた時からネット環境が整っていることもあり、こうした新しいツールの使い方が非常に上手いです。

ちなみに日本の平均年齢はなんと「47歳らしいです。

若者の人数は年々少子化で少なくなっているので、もしかしたら人数比だと会社内ではマイノリティかもしれませんが、彼らの持っているネットジェネレーション0世代の感覚は大事にしていくと、今まで「当たり前」と思っていた不便さを覆してくれて、もっと世の中が便利になるのではないかと思っています。

今まで慣れ親しんでいたやり方を新しいものにするには大変エネルギーが必要かと思います。

でも新しいものを活用すると、もっと仕事が便利に効率的にできると思います。

無論、業種によって差異があるのは否めないので、すべての方に当てはまるとは限らないことは承知です。

私もまだまだ発展途上ですが、新しいコミュニケーションツールの活用できるようにしていきたいと思います!!


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るく太
この記事を書いた人: るく太

アメフトと競馬をこよなく愛す、共働きへっぽこSE。

読書や投資信託、最新テクノロジーからサブカルに至るまで興味のあることには何でもガツガツです。

ラクして楽しい生活づくりのライフハックを日々考えて暮らしています。

南の島出身の夫とサビ猫が家族。

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