左右盲と聴覚過敏
ネットの発達とは便利なもので、情報は「よく分からなくて悩んでいた」ことに色々と名前を与えてくれる。
最近、自分が子供の頃から悩んでることって発達障害の一種な気がしてきた。
まずは「左右盲」である。
私は小さい頃から、上履きを右左反対に履く癖があった。
幼稚園の先生はそんな私の上履きに「グリとグラ」の対になる絵を描いてくれて「グリとグラが出会う方が正解だよ」と教えてくれた。
ちなみに靴の右左は今でも時々間違う。。。
あとは平仮名の習得でも「ぬ」「あ」「ね」などの向きを逆に書いたりして、覚えるのに苦労し記憶もある。
これは一種の訓練で、自分の聞き手が右なので、箸や鉛筆を持つイメージをして考えれば自然と「右」「左」の区別はつくようになったり、
文字もたくさん書けば感覚で書けるようになったので大人になると差ほど困らなくなった。
実際に勉強がそれで出来ないということは全くなかった。
右と左は急に言われると咄嗟に分からなかったり、エレベーターのボタンが「←→」「→←」みたいなのだと逆に押してしまうとか色々と問題があるけれど、
一番問題なのは視力検査と車の運転である。
視力検査こそ咄嗟に左右を判断させられる場面が多いので、見えてはいるけれど「C」が右か左か分からずに、例の頭の中で箸を持つイメージをして考えてたら、「分からなければ、分からないと答えてください」と怒られたことが何回かある。
そのため、視力検査のときは必ず右手を軽く握るようにしている。そうすると、握っている手が右であると理解できるので、わりとすんなり答えられるようになった。
車の運転は免許取得からして、困難の連続だった。まず咄嗟の「右折」「左折」の指示が分からない。そのため、逆に曲がってしまい、試験を落ちまくった。
さらに免許取得後に初めて4車線の大きな道路に入った時に、右左が分からずに反対の車線に入り、危うく逆走しかけたりした。
そんなことがあったせいで「ああ。私は運転したらダメな人間だったのか」と理解して、今はおとなしく助手席に座るようにしている。(道の案内はできないけど)
「左右盲」については、大抵のことは日常での訓練で何とかなる。(運転は他人の命に関わるから控えている)
実際にそんなには困っていないし、本当に咄嗟の判断を求められる時は赤ペンで右手だけ印をつけたり、腕時計を決まった腕につけたりしてやり過ごすことが可能だ。
つぎに「嗅覚と聴覚過敏」である。
昔から耳と鼻が異常に効きすぎるタイプであった。小さい頃は耳鼻科系が弱くて、いろんな病気にかかったせいで、それが手術で治ったときに、
急に色んなものが「匂ったり」「聞こえたり」するようになったせいで敏感なのかなと思っていた。
匂いを嗅ぐと料理内の食材の名前が分かったり、あとは耳が良いので小さな音でもよく聞こえます。
明らかに「左右盲」よりもこっちが厄介です。
まず、集合住宅のゴミ置き場、まともに入ると吐きます。実際に息とめて、ダッシュでゴミ捨てして、ゴミ置き場から10Mくらい去ったところで初めて息ができます。
それよりも厄介なのが「聴覚過敏」です。
小さい頃から「○○の音楽が聞こえるね」と母親に話すと「そんな音楽は聞こえないよ」と言われ、実際にスーパーに近づくと「あ!本当に流れてた!」となることがよくありました。
人が聞こえないような音(幻聴ではなく実際に小さく鳴っている音)が聞こえるという経験がよくあり、人ごみの騒音やバイクの排気音が怖いと思うくらい聞こえる性質がありました。
実際に大人になって中耳炎にかかり、私の鼓膜にかなり大きめの穴が開きました。その際に聴力検査をしたのですが、医師の先生から「これだけ大きい穴だと聴力は落ちてると思うよ」と言われたのですが、結果は正常値よりも若干良く聞こえてるくらいだった。
穴のない方の耳については通常よりも遥かに聞こえが良かったそうだ。
そんなこんなで、手術で耳の鼓膜が塞がった後は、また敏感耳が復活。
まず、TVの音量は小さめ希望(夫と常にボリューム戦争)。映画館は忍耐で我慢。
そして一番困っていることは、マンションの周囲の音。
隣の家からの会話の声、そして上の階の足音、ピアノの音、めちゃくちゃ大きな耳障りな音として聞こえます。
ちなみに壁が薄い訳ではなく、隣人の会話の音は私以外の家族には全く聞こえないそうです。(壁に耳をつけて微かに聞こえる程度だそうな)
足音は家族でも小さく聞こえるレベルなので、これがかなり大きめな音として聞こえるため、寝る前とか特に静かな時間帯は気になって仕方がない。
ピアノの音も家族曰く、ほんの少し聞こえるかな程度らしいですが、これも大きめの音で聞こえてます。
マンション向きな耳では無いのは百も承知ですが、これも慣れだと思うことにして我慢してます。
耳栓つければ寝るときは寝れるし、いろいろとこちらが気を付ければ良いかなと思うことにしてます。そのうち上の階の子供も育つはず。
会社でも空調の音とかすごい大きな音で聞こえたり、少し離れた会議室の声が何言っているか分かるくらいに聞こえる地獄耳。
聞きたくないようなことも聞いてしまうこともあるし、騒がしいところを避けながら生活すれば何とか生きていけるレベルです。
考えれば、忘れ物が何度言われても治らなくて、学校に全教科の教科書を全部持っていったりしていました。
また、今でも物が片づけられなかったり、忘れ物や失くし物は信じられないくらい多いです。。。
ズボラとか不注意で片付けれてきたけど、もしかしたら、何か原因があるのでは?…と感じた次第です。
最近、自分が子供の頃から悩んでることって発達障害の一種な気がしてきた。
まずは「左右盲」である。
私は小さい頃から、上履きを右左反対に履く癖があった。
幼稚園の先生はそんな私の上履きに「グリとグラ」の対になる絵を描いてくれて「グリとグラが出会う方が正解だよ」と教えてくれた。
ちなみに靴の右左は今でも時々間違う。。。
あとは平仮名の習得でも「ぬ」「あ」「ね」などの向きを逆に書いたりして、覚えるのに苦労し記憶もある。
これは一種の訓練で、自分の聞き手が右なので、箸や鉛筆を持つイメージをして考えれば自然と「右」「左」の区別はつくようになったり、
文字もたくさん書けば感覚で書けるようになったので大人になると差ほど困らなくなった。
実際に勉強がそれで出来ないということは全くなかった。
右と左は急に言われると咄嗟に分からなかったり、エレベーターのボタンが「←→」「→←」みたいなのだと逆に押してしまうとか色々と問題があるけれど、
一番問題なのは視力検査と車の運転である。
視力検査こそ咄嗟に左右を判断させられる場面が多いので、見えてはいるけれど「C」が右か左か分からずに、例の頭の中で箸を持つイメージをして考えてたら、「分からなければ、分からないと答えてください」と怒られたことが何回かある。
そのため、視力検査のときは必ず右手を軽く握るようにしている。そうすると、握っている手が右であると理解できるので、わりとすんなり答えられるようになった。
車の運転は免許取得からして、困難の連続だった。まず咄嗟の「右折」「左折」の指示が分からない。そのため、逆に曲がってしまい、試験を落ちまくった。
さらに免許取得後に初めて4車線の大きな道路に入った時に、右左が分からずに反対の車線に入り、危うく逆走しかけたりした。
そんなことがあったせいで「ああ。私は運転したらダメな人間だったのか」と理解して、今はおとなしく助手席に座るようにしている。(道の案内はできないけど)
「左右盲」については、大抵のことは日常での訓練で何とかなる。(運転は他人の命に関わるから控えている)
実際にそんなには困っていないし、本当に咄嗟の判断を求められる時は赤ペンで右手だけ印をつけたり、腕時計を決まった腕につけたりしてやり過ごすことが可能だ。
つぎに「嗅覚と聴覚過敏」である。
昔から耳と鼻が異常に効きすぎるタイプであった。小さい頃は耳鼻科系が弱くて、いろんな病気にかかったせいで、それが手術で治ったときに、
急に色んなものが「匂ったり」「聞こえたり」するようになったせいで敏感なのかなと思っていた。
匂いを嗅ぐと料理内の食材の名前が分かったり、あとは耳が良いので小さな音でもよく聞こえます。
明らかに「左右盲」よりもこっちが厄介です。
まず、集合住宅のゴミ置き場、まともに入ると吐きます。実際に息とめて、ダッシュでゴミ捨てして、ゴミ置き場から10Mくらい去ったところで初めて息ができます。
それよりも厄介なのが「聴覚過敏」です。
小さい頃から「○○の音楽が聞こえるね」と母親に話すと「そんな音楽は聞こえないよ」と言われ、実際にスーパーに近づくと「あ!本当に流れてた!」となることがよくありました。
人が聞こえないような音(幻聴ではなく実際に小さく鳴っている音)が聞こえるという経験がよくあり、人ごみの騒音やバイクの排気音が怖いと思うくらい聞こえる性質がありました。
実際に大人になって中耳炎にかかり、私の鼓膜にかなり大きめの穴が開きました。その際に聴力検査をしたのですが、医師の先生から「これだけ大きい穴だと聴力は落ちてると思うよ」と言われたのですが、結果は正常値よりも若干良く聞こえてるくらいだった。
穴のない方の耳については通常よりも遥かに聞こえが良かったそうだ。
そんなこんなで、手術で耳の鼓膜が塞がった後は、また敏感耳が復活。
まず、TVの音量は小さめ希望(夫と常にボリューム戦争)。映画館は忍耐で我慢。
そして一番困っていることは、マンションの周囲の音。
隣の家からの会話の声、そして上の階の足音、ピアノの音、めちゃくちゃ大きな耳障りな音として聞こえます。
ちなみに壁が薄い訳ではなく、隣人の会話の音は私以外の家族には全く聞こえないそうです。(壁に耳をつけて微かに聞こえる程度だそうな)
足音は家族でも小さく聞こえるレベルなので、これがかなり大きめな音として聞こえるため、寝る前とか特に静かな時間帯は気になって仕方がない。
ピアノの音も家族曰く、ほんの少し聞こえるかな程度らしいですが、これも大きめの音で聞こえてます。
マンション向きな耳では無いのは百も承知ですが、これも慣れだと思うことにして我慢してます。
耳栓つければ寝るときは寝れるし、いろいろとこちらが気を付ければ良いかなと思うことにしてます。そのうち上の階の子供も育つはず。
会社でも空調の音とかすごい大きな音で聞こえたり、少し離れた会議室の声が何言っているか分かるくらいに聞こえる地獄耳。
聞きたくないようなことも聞いてしまうこともあるし、騒がしいところを避けながら生活すれば何とか生きていけるレベルです。
考えれば、忘れ物が何度言われても治らなくて、学校に全教科の教科書を全部持っていったりしていました。
また、今でも物が片づけられなかったり、忘れ物や失くし物は信じられないくらい多いです。。。
ズボラとか不注意で片付けれてきたけど、もしかしたら、何か原因があるのでは?…と感じた次第です。